辛い体の冷えに悩む方は少なくありません。
夏でも体が冷えて、常に上着やブランケットが手放せないという方もいるでしょう。
つらい冷え性に悩む方が急増!原因と改善する3つのポイント
辛い体の冷えに悩む方は少なくありません。
夏でも体が冷えて、常に上着やブランケットが手放せないという方もいるでしょう。
ある調査によると日本人の8割の女性が冷え性だと実感しているそうです。
そこでここでは、冷え性改善のために知っておきたい冷え性の原因や症状、予防法などをご紹介します。
セルフチェックもご紹介していますので、自分が冷え性か気になっている方はぜひ目を通してみてください。
冷え性には明確な基準はありません。
冷え性は、ほとんどの人が寒さを感じない温度であっても、全身や手足などの末端、下半身などが冷えて辛い症状のことを言います。
冷え性は男性に比べると女性に多く、女性の半数から7割程度が辛い冷えの症状を感じていると言われています。
女性は男性よりも熱を作り出す筋肉が少ないですし、皮膚の表面温度も低いのです。
また、月経の影響で腹部の血流が滞りやすく血行不良になりやすいのも、女性に冷え性が多い原因と考えられています。
ただ男性には冷え性が起こらないわけではなく、男性でも1割程度の方は冷え性に悩まされているという調査結果があります。
冷え性は冬に起こりやすいイメージもありますが、夏でも冷房が原因で冷え性を生じる場合があります。
屋外は暑いので汗をかきますが、冷房の効いた屋内に入って汗が乾く時に熱が奪われ、冷え性を起こしてしまうのです。
冷え性の原因として代表的なのは
・自律神経の乱れ
・筋肉量の低下
・血液循環の悪化
の3つが挙げられます。
1つずつ説明していくと、仕事や家庭のストレスや不規則な生活などにより自律神経が乱れることによりホルモンバランスが崩れ、冷え性になります。
また、運動不足により筋肉量の低下、皮下脂肪の増加により血流が悪くなり代謝が低下し老廃物が溜まり冷え性になりやすくなります。
さらに、冷え性により他の不調も招くことになります。
まず1つ目は
体温を上げましょう!
冷え性になるのは、体温調節機能がうまく働かなくなっていることが原因です。
体温調節機能が低下してしまう原因は様々ありますが、例えば食生活の乱れによるエネルギー不足はその代表的なものです。
たんぱく質や脂質、炭水化物は体を構成し、ビタミンやミネラルは栄養素を熱に変える働きを持ちます。
そのため食生活が乱れて栄養バランスが偏ってしまうと、熱を作り出せず冷え性になってしまうのです。
また体温を一定に保つ機能を持つ自律神経が乱れてしまうと、体温調節を適切に行えなくなり冷え性を引き起こすと言われています。
自律神経は、空調の効かせすぎによる室内外の激しい温度差によっても乱れます。
寝不足やストレスなども自律神経を乱す原因になります。
2つ目は筋力を付ける
筋力が低下すると、下半身に存在していた血液が上半身に移動しはじめ、上半身の血液量が多くなり血圧が上昇する。
これが高血圧、脳卒中、心筋梗塞の原因になるとも言われています。
重要なのはインナーマッスルといわれる深い所にある筋肉をつけることが重要です。
3つ目は食べ物です
女性特有の原因としては、女性ホルモンバランスの乱れが考えられます。
女性ホルモンには、手足の末端にある血管を拡張させ血流を良くする働きがあります。
そのためストレスや更年期障害などが原因で女性ホルモンバランスが乱れると、血行悪化や卵巣機能の低下を招きます。
これらは冷え性だけではなく、生理痛や生理不順などのトラブルの原因にもなります。
体温が1度下がると基礎代謝は12%低下し、免疫力は30%以上も低下してしまうのです。
冷え性を改善するには、まず栄養バランスの取れた食生活を意識することが大切です。
体を冷やす冷たい食べ物や栄養バランスの悪いインスタント食品などを控え、ビタミン群(B1、C、E)やパントテン酸、良質のたんぱく質を含む食材を積極的に摂りましょう。
体を温める食材としては、根菜類(人参、ごぼう、玉ねぎ、かぼちゃなど)やスパイス、温かい中国茶やハーブ茶が挙げられます。
以上に挙げた3つのポイント簡単ではないですが3カ月頑張れば効果として現れてくると思うので頑張ってみてください。
もしわからない事、ご相談があればいつでもご質問ください!